お土産はすべて滅べばいいのでは

 アレな二日間であった。

 まず5/18は離島に日帰り出張。これは良い。色々な人間の調整を取って現場を見てもらった後に承認を得るという一大事だが、実質的な仕事はそれが円滑に進むように書類作成とか段取りをすることなので、それが終わった後の今日の一日だけを見ればもはや島巡りである。果たして出張は平和に終わり、仕事的には一段落ついたという感じだ。

 さて、その後問題が起こった。職場への儀礼的なお土産を買ってフェリー(正確にはジェットフォイルだが、船でもフェリーでも不正確なので雰囲気重視でフェリーと書く)で東京へと帰ったが、自宅に帰った後お土産をフェリー内に忘れていたことがわかった。やってしまった。このまま5/19に出勤をすれば、お土産を忘れた人間として汚名を刻むことになる。いや汚名は別にいいんだけど(よくない)「実はこういうお土産を買ったんだけど、そのあとジェット船に忘れてしまって…」という言い訳をしなければならない。そういう無駄な説明をして周りに無駄なエントロピー増大を起こしたくない。
 しかも質の悪いことに、買ったお土産を職場の同行者が見ているということである。例え今から別のお土産を用意できたとしても「あれ、お土産が違ってないですか?」というツッコミが入れば、「実はこういうお土産を買ったんだけど、そのあとジェット船に忘れてしまって、更に埋め合わせをしようと思って別のお土産を買たんだ」という言い訳をしなければならない。こうなると傍からみたら意味不明である。いや、普通に取りにいけよ、とか、一日遅らせればいいじゃん、とかそういったツッコミが集中砲火されるであろう。個人的には別にお土産の出費が余計に1,000円かかろうが、それによって悲劇を防げれば別にいいのだが、普通の人間はそこで無駄な出費を取りたくないものらしい。その違いを説明するのは自分にとってすごくストレスである。個人出張ならこんな悩みもなかったものを。

 とりあえず竹芝桟橋に電話しようと思ったが、管理所は17:00までしかやっていないようだった。ダメモトで行ってみるしかないかないということで、速攻でカーシェア車を借りて、自宅→市ヶ谷→四谷→虎ノ門→汐留→竹芝みたいなルート(ほとんど環二をぐるっとしていただけである)で竹芝までたどり着いた。結果として、待合所にちゃんと忘れ物として補完されていたので無駄な出費(ここでいう出費とは金銭的なものではなく、精神的コストとか説明コストを含む)をせずに済んだ。本当に良かった。(電車で行けばよかったのでは、という問いに対しては、なんか癪だったしせっかくだからドライブしたかったというほかない)(普通の人は電車で行くだろう)(これも説明コスト…)

 なんでお土産とかいう何の意味もない物体のためにこんな気苦労と時間と出費を…。

 しかし事件はこれだけでは終わらなかった。なんと5/19の出勤の日におみやげを持ってくるのを忘れるというミスをした。電車に乗る前に気付いたので自宅に引き返したが、何ともアホな結果である。朝起きて荷物を3つ以上(カバンと出張用具とお土産)忘れずに持っていくとか、どだい常人には無理な話だったのだ。今思えば、お土産は前の日に自転車のカバンに突っ込んでおくべきだったのだ。盗難リスクはあるが、それよりも忘れ物リスクの方が嫌だ。

 無事にお土産を改修してまた最寄り駅に向かうと、今度はなんと財布と携帯がないということに気付いた。前日、車で竹芝に向かう時にハンドバッグに移し変えたままだったのだ。疲れ切ってそのまま寝てしまったが、これも仕事用カバンに突っ込んでおくべきだった(いつもは突っ込んでいる)。この結果、出勤の朝に駅に3回向かい直すという最高にアホなことになった。どれもこれもすべてお土産のせいである。お土産がなければこんな悲劇は起きなかった。お土産とか滅べばいい。

 どの道、この時点でもはや定時出勤は無理だったので、職場には体調不良と連絡して1時間休を取った。これで職場には「なんか体調不良で遅れてきたけど、普通に出張を終えてお土産を持ってきた人」と認知されるはずだ。これが一番説明コストの少ない道のはずだ。

 それにしても自分のポンコツさとお土産の極悪さに悩まされた二日間だった。とりあえず、お土産を買ったら無理にでもカバンに突っ込むとか、職場に持っていくものは前日に自転車のカゴに突っ込んでおくとかフールプルーフを徹底するしかない。ほんとお土産とか滅べばいいよ。

 労の場で何があったのかを書く気力もないが、Wordのワイルドカード正規表現ぽいなにかを使えることと、置換前文字列( )でかこうことにより置換後に¥nという変数として使えることを覚えた。これで法律の自動解析が進むかもしれない。コマンドプロンプトだと*がそのまま変数になるからシンプルで楽なのだが。